新陰流の稽古について

senseiKamae1稽古は、竹刀に革をかぶせた袋韜(フクロシナイ)で、打太刀(指導者)と使太刀(学習者)の1対1で、決められた型稽古を行います。型稽古の反復練習によって新陰流特有の刀法、身体の操作を練り上げていきます。面、胴等の剣道防具は着けません。袋韜なので、当たっても痛みやけがの心配は不要です。また、きちんとした教習体系が整っているので、段階を踏んで稽古していくことによって、かなりの“遣い手”にまで達することができます。
勢心会では、新陰流兵法皆伝師範が、新陰流剣術を基本に、制剛流抜刀術(居合術)及び新陰流杖術も併せて指導しますので、剣術、居合術、杖術の三つの武術を並行的に習得することができます。